2011MFJ全日本モトクロス選手権
第10戦(最終戦) 関東大会/
埼玉県/ウエストポイント オフロードヴィレッジ
2011年11月19・20日開催
天候:晴れ時々曇り 気温:21度 コースコンディション:マディ to ドライ
観客:12,000人
IA1はランキングトップ2が勝利をわけあう!
IA2では星野優位がIA初勝利を達成!
いよいよ今季の全日本モトクロス選手権も最終戦。第10戦関東大会が、埼玉県のウエストポイント オフロードヴィレッジで行われた。
両側を荒川と入間川に挟まれた河川敷にあるこのコースは、高低差がまったくないフラットな土地に、バリエーション豊かなジャンプと多くのタイトなコーナーを使ってレイアウトされている。スタジアムなどで行われるスーパークロスのコースを、大きくしたような構成だ。今回は、昨年までとはスタート位置などが変更された。
この場所での全日本は、これが5年連続5回目。これまで4回のうち3回で、IA2などの予選が行われる土曜日に降雨があった。そして今年も、土曜日の朝から夕方にかけて雨が降り、コースは完全なマディコンディションになってしまった。それでも、日曜日には天候が回復し、日中は気温も上昇。午後になると、コースコンディションは次第に良くなっていった。
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●IA1ヒート1
前大会で、成田亮(#982)がすでにシリーズタイトル獲得を決めている、この全日本最高峰クラス。決勝ヒート1では、ランキング2位が確定していた熱田孝高(#1)と成田が好スタート。ところが成田は1コーナーで転倒。これに後続の小島庸平(#44)、田中教世(#2)、北居良樹(#15)らが突っ込むマルチクラッシュが発生した。1周目をトップでクリアしたのは熱田。新井宏彰(#331)、増田一将(#6)、平田優(#7)が続いた。
5周目、増田が4番手に後退し、翌周にはトップ集団が熱田、新井、平田の3台に。熱田に後続を引き離すほどの速さはなかったが、狭いコースと難しいコンディションということもあり、新井と平田はパッシングのチャンスを得られず。レースは18周でチェッカーとなり、熱田、新井、平田の順でフィニッシュした。4番手以降は、田中、成田、小島と、1コーナーでクラッシュしたライダーが追い上げて上位入賞を果たした。
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●IA1ヒート2
スタートは比較的スムーズに決まったが、平田が他車に弾き飛ばされるようにコースアウトして転倒。最後尾からの追い上げとなった。1周目をトップでクリアしたのは再び熱田。これに小島、新井、成田が続いた。2周目、熱田と小島、新井と成田がバトルを展開。3周目には成田が3番手に順位を上げた。4周目、小島がトップに浮上すると、成田も熱田を抜いて2番手に。熱田を引き離しながら、小島と成田のトップ争いが続いた。
そして6周目、成田が小島をパスしてトップに浮上すると、その後は追いすがる小島との差を徐々に拡大していった。レースは再び18周でチェッカーとなり、成田が今季13勝目となる優勝。小島が2位、3位に熱田、4位に新井が入った。懸命な追い上げを続けた平田は、6位でフィニッシュしている。シリーズランキングでは、小島が1ポイント差で3位を死守。新井が4位、さらに新井とわずか5ポイント差で田中が5位となった。
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●IA2ヒート1
IA2のシリーズタイトル争いも、前回の九州大会ですでに決着。三原拓也(#37)が、新チャンピオンとして最終戦に臨んだ。ところがその三原は、スタート直後の1コーナーで転倒。最後尾からのレースとなってしまった。トップに立ったのは池谷優太(#87)。これをこのウエストポイントがホームコースとなる星野優位(#166)が追った。2周目、星野はトップに浮上。すると、この周だけで5秒近くも、池谷を引き離してしまった。
その後も、星野は池谷との差をぐんぐん拡大。レース中盤には20秒近いアドバンテージを得た。その後方では、マディを得意とする井上眞一(#38)が追い上げ。1周目を3番手でクリアした斉藤嵩(#57)も、粘りをみせて上位をキープした。そしてレースは17周で終了。勝てそうで勝てないレースを続けてきた星野が、圧倒的な速さでIA初優勝を達成。2位に久々の表彰台となる井上、3位にはIA初表彰台となる斉藤が入った。
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●IA2ヒート2
初優勝の勢いを保ち、地元での両ヒート制覇を狙っていた星野が、スタート直後の1コーナーでまさかの転倒。この際に肩を痛めた星野は、再スタートに大きく時間がかかり、完走は果たしたが26位に終わった。1周目をトップでクリアしたのは飯田義明(#05)。しかし2周目には、ヒート1は1周目の転倒が響いて4位でのゴールとなった小方誠(#86)が、3台を抜いてトップに浮上。そしてその後方に、チャンピオン三原が迫った。
3周目以降、レース中盤まで小方と三原は接近戦を展開。しかしレースが後半に入ると、小方がアドバンテージをじりじりと拡大。最終的には9秒近く三原を引き離し、今季2勝目を挙げた。2位には三原が入賞。その後方では、ラストラップまで渡邊学(#88)、中村友則(#411)、星野裕(#123)による3番手争いが繰り広げられ、終盤に渡邊を抜いた中村が3位表彰台に登壇。4位に渡邊、5位に星野(裕)の順となった。
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